日本人の総人口と年間死亡者数、出生数
◆日本人の総人口と年間死亡者数、出生数。
気になる日本の人口減少。
日本人の人口は何人なのか!?
日本では年間何人の方がなくなっているでしょうか?
そして、何人の赤ちゃんが生まれているのでしょうか?
答えはこちらです。
総人口平成28年概算値:1億2692万人
年間死亡者数:約130万人
年間出生数:100万人
単純計算で毎年、30万人の人口が減少しています。
*単純計算ですので、ご了承ください。
厚生労働省が公表する2016年の人口動態統計年間推計。
同年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)が
98万1000人と推計されることがわかったのです。
出生数が100万人を割り込む。。。
このまま行くと日本の人口は激減していきます。
少子化に歯止めがかからない状況が
改めて浮き彫りになってきています。
平成 27 年(2015) 人口動態統計の年間推計 – 厚生労働省
https://goo.gl/KiHAL6
引用元(厚生労働省)
平成28年12月報
(平成28年7月確定値,平成28年12月概算値,平成27年10月~28年6月改定数値)
(PDF:271KB)
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201612.pdf
引用元(総務省統計局)
グラフを見ると一目瞭然ですね。
さらに今後も死亡者数は増え続け、
2030年には160万人がなくなると予想されています。
日本国でこれから多くの人が亡くなるのが現状です。
総人口平成28年概算値:1億2692万人
年間死亡者数:約130万人
年間出生数:100万人
上記を見て、2030年まで考えると
130万人の人口減少で計算しますと、
現在2017→2030=13年×130万人=16,900,000人の減少
2030年の人口=1億1002万人に減少
現在2017→2050=33年×130万人=42,900,000人の減少
2050年の人口=84,020,000に減少
*単純計算です。
2030年には160万人がなくなると予想されていますので
減少率からするともっと減少するのではないかと言われています。
日本人口が8000万人程度になる前に
出生率が上がらなければ
日本はどうなるのでしょう!?
超高齢化の日本の対策も大切です。
成長期の日本を支えてきた人たちを
大切にしたい、これも大切です。
対照的に少子化対策も早急に
進めて欲しいところです。
◆死ぬ年齢や終活を考える
戦後の状況
死亡者のうち1/3位は14歳以下が占め、
残りもほとんどが64歳以下だったことが分かります。
現在の状況
14歳以下の死亡者はほとんどおらず、
75歳以上の死亡者が2/3を占めています。
生命を全うできるようになった、
素晴らしい医療の進歩だと言えるでしょう。
終活という言葉を度々耳にしますが
死に場所、死に方を考えるということでしょうか?
ほとんどの方は病院で看取られているでしょう。
老人ホームや施設で亡くなる方は少数。
これからこの死亡者数は増加していくのですが、
病院の数が増えていくことはないでしょう。
つまり、病院が大渋滞になりうる。
*渋滞は例えです。車が進ず詰まっている状態。
人口の減少を考えるとわかりますが、
数字で見るとその深刻度合いが良く分かります。
終活について
自宅療養や看取りを前提とした介護・看護が受けられる体制
あるいは最後まで面倒を見てくれる施設に入所
個々人が、元気なうちに自分で考えておくことも大切ですね。
大多数の方には前もって自分が死ぬことを準備する
というのはなかなかできないでしょう、
考えたくもないという方もいるかもしれません。
日本の人口減少について考える今日この頃でした。
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